ディズニーが上昇 予想外の黒字 実写版「ムーラン」をディズニー+で公開=ダウ採用銘柄

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最新投稿日時:2020/08/05 22:59 - 「ディズニーが上昇 予想外の黒字 実写版「ムーラン」をディズニー+で公開=ダウ採用銘柄」(みんかぶ(FX/為替))

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ディズニーが上昇 予想外の黒字 実写版「ムーラン」をディズニー+で公開=ダウ採用銘柄

著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/08/05 22:59
 ディズニーが上昇しておりダウ平均をサポートしている。4-6月期決算(第3四半期)を発表しており、1株利益が予想外の黒字だったことが好感されている。売上高は予想を下回った。パンデミックでディズニーランドが閉鎖する中で、パーク・リゾート・消費者向け製品部門は前年比85%の減収となっている。

 動画配信サービスのディズニー+の会員数は5750万人と予想を下回ったものの、ESPN+やhuluの会員数が予想を上回った。

 特に市場がポジティブに捉えているのが、パンデミックで劇場公開を延期していた実写版「ムーラン」をディズニー+で公開すると発表したこと。9月4日からペイ・パー・ビュー(PPV)方式で1回29.99ドルで配信する。劇場公開も断念したわけではなく、状況が許せば映画館でも上映する方針も示した。

 同社は今回1回限りの特別措置で、総合的な戦略転換ではないとしているが、市場では今後、映画館が新作を独占する体制が崩れつつあることを示すものだと期待しているようだ。

 また、チャペクCEOは、新海外テレビサービス「スター」を来年開始するとし、ABCやFX、フリーフォームといったディズニーのブランドをディズニー+と同じ配信業者を通じて提供すると発表した。スターという名称の使用は同社の「Hulu(フールー)」が海外では米国内ほど共感を呼んでいないことを反映しているとした。

(4-6月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.08ドル(予想:-0.63ドル)
・売上高:117.8億ドル(予想:123.9億ドル)
  パーク・リゾート・消費者向け製品:9.83億ドル(予想:10.3億ドル)
  メディアネットワーク:65.6億ドル(予想:63.8億ドル)
  映画・エンターテインメント:17.4億ドル(予想:17億ドル)
  ケーブルネットワーク:40.3億ドル(予想:41.6億ドル)
・ディズニー+会員数:5750万人(予想:5940万人)
・ESPN+会員数:850万人(予想:826万人)
・Hulu会員数:3550万人(予想:3380万人)

(NY時間09:46)
ディズニー 128.51(+11.22 +9.57%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)

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