■株主還元策
プロパスト<3236>では業績悪化に伴い2009年5月期以降、無配を続けてきたが、ようやく配当を支払えるような状況にまで業績が回復し、2017年5月期から1株当たり2円の配当を実施した。同社は、当面は財務体質の強化を優先し、自己資本比率20%超を目指す一方で、配当性向10%を目安に安定配当の継続に注力する方針である。2021年5月期についても年間2円の期末配当を計画しており、配当性向は9.9%になる見通しである。自己資本比率20%の目標達成が見えてきたことで、同社では、その次の目標として30%を目指して、いっそうの財務体質強化を図る意向である。
また、経営環境の変化に対応し、機動的な資本政策の遂行を可能とする目的で、定期的に自己株式の取得を行っており、2019年8月には20万株(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合0.71%)、2020年7月にも21万株(同0.79%)の自己株式を取得しており、今後も継続する考えである。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
<EY>
プロパスト<3236>では業績悪化に伴い2009年5月期以降、無配を続けてきたが、ようやく配当を支払えるような状況にまで業績が回復し、2017年5月期から1株当たり2円の配当を実施した。同社は、当面は財務体質の強化を優先し、自己資本比率20%超を目指す一方で、配当性向10%を目安に安定配当の継続に注力する方針である。2021年5月期についても年間2円の期末配当を計画しており、配当性向は9.9%になる見通しである。自己資本比率20%の目標達成が見えてきたことで、同社では、その次の目標として30%を目指して、いっそうの財務体質強化を図る意向である。
また、経営環境の変化に対応し、機動的な資本政策の遂行を可能とする目的で、定期的に自己株式の取得を行っており、2019年8月には20万株(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合0.71%)、2020年7月にも21万株(同0.79%)の自己株式を取得しており、今後も継続する考えである。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希)
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