◆ “105円割れ”を示現も、一時的…
「ポジション調整」の動きを背景に、昨日は“105.682円”へと値を戻す場面が見られました。
しかし長くは続かず、NYタイムには“104.955円”への下値拡大を示現してます。
一方で昨日の動きは“ドル売り”というより“円買い”が中心であり、注目の対ユーロでは逆に“ドル買い”が目立ちました。
このため下値追いが加速する展開には発展しておらず、“105円割れ”に関しても一時的に留まっています。
◆ FOMCは要注目だが…?
「何が何でも“ドル売り”…」といった気配が続いているように感じていますが、それでもけん引してきたのは“対ユーロ(ユーロドル)”であって、“対円(ドル円)”ではありません。
その“対ユーロ(ユーロドル)”が「ポジション調整」で押している状況では、さらなる“ドル売り”を志向するのは期待し過ぎ…?
「フォワードガイダンスの変更(緩和姿勢の強化・長期化)」が意識される本日のFOMCは注目度が高いですが、ただすでに“織り込まれた”印象も漂っています。
一方で「イールドカーブコントロール(YCC)」が示されれば加速しそうな気配が漂っていますが、こちらはかなり未知数(というか期待薄)といわざるを得ないのが実状です。
そうなると“ドル売り”が加速するかは微妙…?
あとは「ことの成り行き」を見極めたいところですが、“18/9/24高値(1.1815ドル)”を対ユーロで突破しにかからない限り、対円も「大きく崩れない」「105円を割れても一時的」と見たいところです。
上値は重く、流れにも逆らう格好にはなりますが…。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※FOMCが予定されていますので、いつもより値幅を拡大しています。
106.559(7/1~7/27の50%戻し、7/20~7/28の61.8%戻し、日足・一目均衡表基準線)
106.241(7/20~7/28の50%戻し、日足・一目均衡表転換線、ピボットハイブレイクアウト)
106.180(7/1~7/27の38.2%戻し)
106.051(7/27高値、-1σ、大台)
105.937(7/20~7/28の38.2%戻し、ピボット2ndレジスタンス)
上値5:105.682(7/28高値)
上値4:105.525(ピボット1stレジスタンス)
上値3:105.414(-2σ、7/28高値後の61.8%戻し)
上値2:105.319(7/28高値後の50%戻し)
上値1:105.233(7/28高値後の38.2%戻し)
前営業日終値:105.086
下値1:104.955(7/28安値、大台)
下値2:104.800(ピボット1stサポート)
下値3:104.498(3/13安値、ピボット2ndサポート)
下値4:104.041(ピボットローブレイクアウト、大台)
下値5:103.953(200月移動平均線)
103.660(3/9~3/24の76.4%押し)
103.074(3/12安値、大台)
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