有望銘柄の探し方はこれだ!その1
有望銘柄を探す際に有効なアプローチとは一般的にファンダメンタルズ分析とテクニカル分析があります。
実は『ファンダメンタルの変化がない時にこそ相場は変化している』場合が多々あります。
テクニカル分析はファンダメンタル分析では説明ができないとき、簡単で安易に使われ相場の解説は「騰落のみ」において材料が用意されます。
投資家の多くはファンダメンタル面の「材料」から市場に参入します。
一旦、市場に参入すると相場がどうであるかに関係なく値上がりだけを期待し、材料から判断しているだけに反する値動きとなった場合は不安だけとなります。
さらに、相場が下がると買い付け価格のみを意識して平均単価を下げようと“難平買い”にでます。
それでも、「相場を考える」投資家は少ないのです。
買い下がるほど株価も下がり評価損が膨らむことになり、最後に恐怖心から見切売りや投げ売りと言われる行動をとります。
「下げ相場では好材料と目される場合でも、一時的な戻りでしかなく」
「上げ相場では逆に悪材料と目されても相場は下げず速やかに上げに転じていく」
相場はニュースや材料さらには政府高官等の発言などで動くものではなく、総ては『需給』関係によって決定され、需給関係は市場参加者の心理や感情によって変化し、需給と心理の変化が株価の変化となります。
変化する株価を連続的に表現したものがチャート(罫線)です。
ファンダメンタル分析は、株式に将来の収益(予想)をベースに価値を持たせ“なぜ動く”かが説明されますが、テクニカル分析は需給関係をベースに市場価格の推移から“どう動いたか”、これから“どう動く”か、分析し方向性を探ります。同時に“タイミング”を測ろうとするものであり、株式投資に成功する秘訣は市場への“参入と撤退”の瞬間を捉え、決定することです。その有効な手段がテクニカル分析といえるでしょう。
その2(2020年7月24日15:00)に続く。
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