本日のマザーズ先物は、続伸が予想される。15日の米国市場は、ウイルスワクチン開発が異例の速さで進んでおり年末までの実用化期待が広がったほか、投資銀行ゴールドマンサックスの好決算や、予想を上回った米国経済指標が好材料となり上昇で寄り付いた。ハイテク株には依然、利益確定売りが散見され一時上げ幅を縮小したが米国政府の追加財政策やFRBの追加緩和期待から底堅い展開となった。ハイテク通信株の比率が高いナスダックは上昇した。本日のマザーズ先物は、ナイトセッションは軟調であるものの、好調な米国市場の流れを受けて続伸が予想される。国内では、政府の「GOTOキャンペーン」に対する批判は多いものの、人と資金が動くことは経済に好影響を与えることから株式市場にはプラスの面が多く市場の下支え要因となりそうだ。また、黒田日銀総裁が昨日の会見で、「モノや消費、生産は底打ちした」と述べており、このことは、投資家のリスクセンチメント改善に寄与しそうだ。そのほか、東京の新型コロナの新規感染者が100人強と高水準なことで、時価総額上位のアンジェス<4563>などがコロナ関連銘柄が先物をけん引することが期待される。上値のメドは999.0pt、下値のメドは944.0ptとする。
<YN>
関連銘柄
銘柄名称 | 株価 | 前日比 |
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4563
|
47.0
(05/17)
|
+1.0
(+2.17%)
|
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