ウェルズ・ファーゴの下げがきつい 貸倒引当金を予想以上に計上=米国株個別
きょうは大手銀の決算が発表になっていたが、その中でもウェルズ・ファーゴの下げがきつい。純利益は2008年の金融危機以来の赤字に転落し、貸倒引当金の繰入額は95億ドルと予想(48.6億ドル)以上の計上となった。
同行は他の大手行と違い投資銀行の位置づけがなく、金利収入が主で、トレーディング収益はほぼない。4-6月期は急回復するなど市場の変動が激しかったことから、他行はトレーディング収益が業績を支えているが、それが無い分、業績の下支えがなかったようだ。
FRBが、先日のストレステストを受けて配当制限を要請していたが、同行は四半期配当を引き下げる計画を発表していた。この日、具体的な引き下げ幅を発表しており、1株0.10ドルに減配することが発表されている。予想は0.20ドルだったが、予想以上の減配となった。
(4-6月・第2四半期)
・1株損益:-0.66ドル(予想:-0.13ドル)
・営業収益:178.4億ドル(予想:185.1億ドル)
・貸倒引当金:95億ドル(予想:48.6億ドル)
・純受取利息(NII)98.8億ドル(予想:103.2億ドル)
・純金利マージン:2.25%(予想:2.33%)
・平均預金残高:1.39兆ドル(予想:1.35兆ドル)
(NY時間11:07)
ウェルズ・ファーゴ 23.91(-1.51 -5.92%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
同行は他の大手行と違い投資銀行の位置づけがなく、金利収入が主で、トレーディング収益はほぼない。4-6月期は急回復するなど市場の変動が激しかったことから、他行はトレーディング収益が業績を支えているが、それが無い分、業績の下支えがなかったようだ。
FRBが、先日のストレステストを受けて配当制限を要請していたが、同行は四半期配当を引き下げる計画を発表していた。この日、具体的な引き下げ幅を発表しており、1株0.10ドルに減配することが発表されている。予想は0.20ドルだったが、予想以上の減配となった。
(4-6月・第2四半期)
・1株損益:-0.66ドル(予想:-0.13ドル)
・営業収益:178.4億ドル(予想:185.1億ドル)
・貸倒引当金:95億ドル(予想:48.6億ドル)
・純受取利息(NII)98.8億ドル(予想:103.2億ドル)
・純金利マージン:2.25%(予想:2.33%)
・平均預金残高:1.39兆ドル(予想:1.35兆ドル)
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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