ETF売買動向＝11日前引け、マザーズ、マザーズＥＮが新高値

　11日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比5.0％増の1951億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同6.5％増の1781億円だった。

　個別では純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> 、東証マザーズＥＴＦ <2516> 、ＮＥＸＴ　東証マザーズＥＴＮ <2042> が新高値。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　農産物上場投資信託 <1687> が5.44％高、Ｏｎｅ　ＥＴＦ　南方中国Ａ株　ＣＳＩ５００ <2553> が5.06％高と大幅な上昇。

　一方、ｉシェアーズ米国リート　ＥＴＦ <1659> は4.99％安、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> は4.51％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銀上場投資信託 <1673> は4.50％安、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ外国ＲＥＩＴ・Ｓ＆Ｐ先進国 <2515> は3.74％安、ＮＥＸＴ　配当貴族 <2044> は3.54％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が242円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1144億500万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1342億9700万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が282億2900万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が131億2500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が64億9300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が40億2600万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が28億5900万円の売買代金となった。

株探ニュース