前引け:外資系より自動車、銀行セクターにポジティブなレポート
配信元:メルトレ
投稿:2009/11/12 12:19
前引けの日経平均株価は43.57円高の9915.25円、TOPIXは0.54ポイント安の871.75ポイントで終了。東証一部の値上がり銘柄数は384、値下がり銘柄数は1115、出来高は概算で7億7842万株、売買代金は5305億円でした。
昨晩のNY株式市場では本日がベテランズデーで閑散な相場。
東京市場ではゴールドマンサックス証券が自動車セクターのレポートをリリース、バークレイズキャッピタル証券が銀行セクターのレポートをリリースして、最近冴えなかったこの2セクターに関心が高かった。そしてMSCi厚生銘柄の入れ替えで、新規組み入れにトヨタ<7203.T>、みずほFG<8411.T>などちょうどセクターレポートがリリースされたのと、銘柄がダブったことも株価を押し上げる要因となった。
レーティングからは、ホンダ<7267.T>ドイツ証券とゴールドマンサックス証券からポジティブなレポートがリリースされて上昇、三井住友FG<8316.T>はバークレイズキャピタル証券から新規「オーバーウェイト」とされたことで買いを集めました。
明和地所<8869.T>は11日、業績下方修正を発表し急落していましたが、本日は急反発。CSKホールディングス<9737.T>は今期黒字転換と傘下のコスモ証券売却にあたって、国内証券や中国企業も名乗りを挙げていることを材料視、個人投資家の買いを集めて大幅高となっています。タカラトミー<7867.T>はトランスフォーマーがヒットを手掛かりに大幅高、ファミリーマート<8028.T>はコンビニ業界準大手のam/pmを買収すると報じられ注目されました。
その他、日本郵船<9101.T>は公募増資と報道されましたが株価に大きく変動はなく、ヤフー<4689.T>、パイオニア<6773.T>は外資系のレーティングで物色されて株価上昇となっています。
市場関係者の間では日経平均株価が1万円を目前に上値が重たいこと、日経225に比べてTOPIXの下げがきついことが注目されています。今週のSQを1万円アンダーで決めたい投資家のポジションも意識されてるほか、一目均衡表の先行スパン1と2がクロスするタイミングから相場の変化日も意識されています。
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関連銘柄
銘柄 | 株価 | 前日比 |
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7203
|
3,188.0
(12/27)
|
+46.0
(+1.46%)
|
8411
|
3,893.0
(12/27)
|
+30.0
(+0.77%)
|
8316
|
3,767.0
(12/27)
|
+25.0
(+0.66%)
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8869
|
1,027.0
(12/27)
|
+11.0
(+1.08%)
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100000018
|
40,281.16
(12/27)
|
+713.10
(+1.80%)
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