反発、需給改善見通しで3月以来の高値を更新=NY原油概況
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=36.81(+1.37 +3.87%)
ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比1.27~1.37ドル高。その他の限月は0.21~1.18ドル高。
新型コロナウイルスの流行が一巡した国々が経済活動を再開し、石油需要がさらに回復する見通しであることが相場を押し上げた。需要見通しが好転しているなかでも、石油輸出国機構(OPEC)加盟国が中心となった産油国が5~6月にかけて実施している過去最大規模の減産の延長を協議していることも支援要因。OPEC加盟国と非加盟国によるOPECプラスにおいて、日量970万バレルの減産を7月も実施することをロシアを含めた数カ国が支持しているもよう。従来の合意に基づくと、7月からは減産規模を日量770万バレルに縮小する予定だった。
時間外取引から7月限は堅調に推移し、通常取引開始後は36.89ドルまで一段高となった。3月以来の高値を更新している。
MINKABU PRESS
1バレル=36.81(+1.37 +3.87%)
ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比1.27~1.37ドル高。その他の限月は0.21~1.18ドル高。
新型コロナウイルスの流行が一巡した国々が経済活動を再開し、石油需要がさらに回復する見通しであることが相場を押し上げた。需要見通しが好転しているなかでも、石油輸出国機構(OPEC)加盟国が中心となった産油国が5~6月にかけて実施している過去最大規模の減産の延長を協議していることも支援要因。OPEC加盟国と非加盟国によるOPECプラスにおいて、日量970万バレルの減産を7月も実施することをロシアを含めた数カ国が支持しているもよう。従来の合意に基づくと、7月からは減産規模を日量770万バレルに縮小する予定だった。
時間外取引から7月限は堅調に推移し、通常取引開始後は36.89ドルまで一段高となった。3月以来の高値を更新している。
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