ティーケーピー（3479）Withコロナへの取り組み：日本証券新聞 伊藤 明

コロナ禍から半値戻しを達成

ティーケーピー　日足一目均衡表出所：日本証券新聞Digitalテクニカルチャート

【Withコロナのフレキシブルオフィス事業】
大型宴会場はイベント自粛の影響を受けたが、昨年4月に取得したレンタルオフィス大手「リージャス」の安定推移により、前期は大幅増収増益を達成。コロナの影響でオフィスの契約見直しを検討する企業が増加しており、オフィス分散化需要の高まりから問い合わせ急増中。既存会議室の分散型シフト進める。
先般には、アパホテルとのフランチャイズ契約を締結しており、テレワーク需要取り込み、ハイブリッドホテルへのニーズへの対応も。
また、Withコロナ時代において「安心・安全」を最重要・最優先とした「フレキシブルオフィス事業」、「ホテル・宿泊研修事業」における、新型コロナウイルス対策のガイドラインの策定を発表しており、今後もフレキシブルオフィス事業を積極的に展開していく意向を表明している。

【テクニカル】
チャート上では1月22日の高値4545円から、3月23日安値915円までコロナ禍により急落となっていたが、足元では下値を切り上げ半値戻しを達成。一目均衡表でも雲の上限近辺に位置。