コナカが後場急落、上期業績は計画下振れし最終赤字で着地

　コナカ<7494.T>が後場急落している。この日正午ごろに発表した第２四半期累計（１９年１０月～２０年３月）連結決算が、売上高３０２億４０００万円（前年同期比１４．９％減）、営業利益８６００万円（同９５．３％減）、最終損益３０億５７００万円の赤字（前年同期８億９４００万円の黒字）と最終損益が赤字となり、従来予想の１３億円の黒字から大幅に下振れて着地したことが嫌気されている。

　主力のファッション事業で消費税増税や暖冬の影響があったことに加えて、２月下旬から新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、新入学・入社式及び就活フェアなどを自粛し、繁忙期である３月度の来店客数が前年同月比３３．３％減となったことが響いたという。なお、２０年９月期通期業績予想は、未定に修正している。

出所：MINKABU PRESS