[通貨オプション]変動率、パンデミック危機前の水準に戻す
配信元:フィスコ
投稿:2020/05/28 01:22
ドル・円オプション市場で変動率は連日低下した。レンジ相場やリスク警戒感の後退でオプション売りが継続、パンデミック危機前の低水準まで戻した。
リスクリバーサルでも円コールスプレッドが連日縮小。ドル・円下値をヘッジする目的の円コール買いが一段と後退した。
■変動率
・1カ月物5.44%⇒5.14%(08年10/24=31.044%)
・3カ月物6.12%⇒5.68%(08年10/24=31.044%)
・6カ月物6.93%⇒6.47%(08年10/24=25.50%)
・1年物7.15%⇒6.67%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)
■リスクリバーサル(25デルタ円コール)
・1カ月物+1.17%⇒+1.08%(08年10/27=+10.90%)
・3カ月物+1.93%⇒+1.84%(08年10/27=+10.90%)
・6カ月物+2.52%⇒+2.45%(08年10/27=+10.71%)
・1年物+2.67%⇒+2.58%(08年10/27=+10.71%)
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