生産活動再開の機運が高まり、見直し買いが増勢
【事業内容】
アルミ電解コンデンサーを柱に、自動車EV向けフィルムコンデンサなどを手掛けており、分野別には他に電力向けやプラント向け、物流向けといった産業用途は幅広く、家庭用蓄電システムやEV・PHV用急速順電気なども開発。コンデンサー市場拡大のけん引役はセラミックコンデンサーが筆頭だが、アルミ電解コンデンサーも導電性高分子ハイブリッドアルミ電解コンデンサーなどの新製品投入で注目される。
【業績面】
業績面においては5/18に前期本決算を発表、売上高は前々期比2.6%減収だが営業利益は同53.4%減益と大きく下振れる結果となった。一方で今期見通しは微増収微減益を打ち出しており、底堅い推移が見込まれている。何よりも上場企業の大多数が非開示とする中で、それなりの数値計画を示したことは立派で、発表後は見直し買いを誘っている。
【株価動向】
株価は3/23に安値559円をつけてやや水準を戻す動きではあったものの、上記決算発表前までは明らかに市場出遅れ感が鮮明であった。決算発表を機にもみ合いの水準を上放れた後は投資家の見直し買いも断続的に入ってきている模様で、戻り高値の水準をキープしている。足元では経済活動の再開期待がある中で製造業も稼働再開の動きが出始めており、今後は一段と戻りを強めていく展開も期待される。
関連銘柄
銘柄名称 | 株価 | 前日比 |
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