相場展望と今週の注目銘柄はこれだ!

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最新投稿日時:2020/05/15 19:00 - 「相場展望と今週の注目銘柄はこれだ!」(みんかぶ株式コラム)

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相場展望と今週の注目銘柄はこれだ!

著者:出島 昇
投稿:2020/05/15 19:00

<4968> 荒川化学工業

 四季報によると、コーティングは光硬化型樹脂の需要減。粘接着は独コンビナート停止で原材料費上昇。営業減益。21年3月期は板紙向け紙力増強剤が底打ち。電子部品向けも一部回復。独の稼働率改善し営業益上向く。20年度中に紙おむつ原料のアルコンを千葉で製造開始、年産能力2万t。ベトナム子会社設立、21年度に紙力増強剤生産始め年4万t能力。5G対応品に注力。

2020年5月8日発表。前年同期比で営業利益-1.0%の25.74億、経常利益+0.9%の29.27億円の減収・増益の見通し。今月、決算発表予定の来期21年3月期(増収・増益)の期待銘柄。

2017年11月1日の2788円の高値をピークに、下降トレンド(A)となり、この中で2018年12月26日の1200円、2019年6月3日の1188円を2点底にして、ゆるやかな上昇トレンド(B)へ移行しました。この上昇トレンド(B)の中で12月27日の1693円の高値をつけたあと、新型コロナ問題で世界の株式が暴落し、この銘柄も今年の3月17日には919円の安値をつけました。ここから3月27日の1302円まで反発し、4月10日の1150円まで押し目を入れたあと、目先の高値1302円を更新してきました。
 

 

<3763> プロシップ

 四季報によると、IFRSリース会計変更で資産管理システム伸長。退職金制度変更の費用増こなし営業増益。記念配。21年3月期は基幹システム更改など顧客の情報投資拡大。資産管理システム順調増。人件費増を吸収。新型肺炎対策として中国拠点ではテレワークを活用、国内も働き方改革主眼に活用推進。需要増対応で中途採用を継続。多様な勤務形態をアピール。

2020年5月8日発表。2020年3月期本決算は、前年同期比で営業利益-9.3%の14.70億円、経常利益-7.0%の15.35億円の減収・減益となりました。しかし、同日発表の来期予想は営業利益、経常利益とも上方修正の予想です。

2016年10月5日の630円で底打ちとなり、2017年4月13日の707円を安値に短期の上昇トレンド(A)を形成しました。この中で2018年3月22日の1471円、5月9日の1467円と2点天井となって調整入りし、12月25日の1055円を安値、2019年2月21日の1398円を高値とする三角保ち合いとなり、9月10日の1134円を安値に上放れとなって、今年の1月16日の1681円の高値をつけたあと、コロナ問題で世界的な株価暴落となり、3月19日の960円で当面の底打ちとなって反発してきているところです。
 

 

<7545> 西松屋チェーン

 四季報によると、21年2月期は出店50~60、退店30~40(前期各41、39)。既存店はPB拡充や低価格戦略も効き客数順調増。前期値引き処分かさんだ衣料品は在庫投入効率化。定価販売徹底し粗利率改善。営業益底打つ。衣料品以外でもPB商品の品ぞろえ拡充、母乳パッドやカーシート投入。防寒着など季節商品の値引き削減課題、衣料は期初在庫投入計画の抜本見直し急ぐ。

2020年4月1日発表。2020年2月期本決算は、前年同期費で営業利益+6.0%の19.08億円、経常利益+6.7%の23.48億円の増収・増益となりました。同日、発表された来期予想は営業利益、経常利益とも増益予想となっています。

2016年7月12日の1615円、9月28日の1623円を2点天井とする下降トレンド(A)の中で、2017年8月29日の1117円まで押し目を入れて、もみあいとなり、2018年6月18日の1350円を戻り高値にして急角度の下降トレンド(B)へ移行しました。この中で12月25日の786円、2019年6月19日の802円と2点底をつけて反発し、12月9日の1023円まで上昇するものの、もみあっている時にコロナ問題で世界の株式が暴落し、この株も急落となって今年の3月13日の623円で底打ちとなりました。ここからの反発でもみあい4月2日の694円を2番底にして戻りに転じています。
 

 

<4220> リケンテクノス

 四季報によると、海外自動車向け減速。海外電力インフラ向けも現地国内事情で後半に急ブレーキ。一転営業減益。増配。21年3月期は海外電力インフラ向けは回復するが、海外自動車向けの不振本格化。営業益横ばい。7億円投じ東京都大田区の研究開発センター拡充。自動車窓ガラス用遮熱フィルム事業は、コニカミノルタから事業譲り受けて商品ラインナップ拡張。

2020年4月30日発表。2020年3月期本決算は、前年同期比で営業利益-3.1%の55.81億円、経常利益-3.4%の56.70億円と減収・減益となっています。

2016年2月10日の313円の安値からの上昇トレンド(A)の中で、2017年10月3日に711円の高値をつけ、ここをピークに大幅下落となり、3月26日の486円まで下落しました。ここからの反発で2018年10月5日の624円まで上昇するものの、下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で12月25日の403円まで下落後、反発となって2019年7月3日の557円、11月8日の554円とダブル天井となってもみあっていましたが、今年になってコロナ問題で世界株式暴落となり、この株も3月13日に311円まで下げて当面の底打ちとなり、反発に転じて4月20日には510円まで上昇し、400円まで下げてもみあっているところです。
 

 

<4406> 新日本理化

 四季報によると、樹脂原料製品は増加だが、可塑剤が減退。原料価格安定で営業益横ばい。100周年で復配。21年3月期は可塑剤や自動車向け油剤の回復鈍い。酸無水物等の好採算品シフトに加え、原料安で増益。京都けいはんな学研都市の新研究所を21年3月末竣工メドに着工(総工費21億円)。高機能製品の開発と事業推進力強化に向け、事業部制から本部制へ移行。

医薬中間体の高級アルコールを手掛けている事から、新型コロナウイルス対策関連の思惑があります、医薬中間体はワクチンや治療薬になる材料であり、高級アルコールは消毒など感染防止になる材料です。

2020年5月14日発表。2020年3月期本決算は、前年同期比で営業利益-28.9%の4.28億円、経常利益-11.1%の7.07億円の減収・減益となりました。

2016年2月15日の115円、6月24日の120円を2点底とする上昇トレンド(A)の中で、2017年8月17日の334円、9月21日の345円、2018年1月29日の319円と三尊天井を形成し、下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で2018年12月25日の116円まで下げて反発し、2019年2月27日の227円、11月14日の229円とダブル天井となって、その後、コロナ問題で急落し、今年の3月13日に119円まで下げました。ここから4月16日の207円まで反発し、押し目を形成中となっています。大きくは120~218円のボックス相場です。
 

 

配信元: みんかぶ株式コラム

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