リボミック大幅高、科学技術振興機構と革新的アプタマー創薬システムの委託研究契約

　リボミック<4591.T>が大幅高。１日取引終了後、国立研究開発法人科学技術振興機構（ＪＳＴ）の公募事業に採択された早稲田大学との共同研究「人工知能技術を用いた革新的アプタマー創薬システムの開発」について、ＪＳＴと委託研究契約書を締結したと発表したことが好感されたようだ。

　同事業は早稲田大学と共同し、リボミックが手掛けるＲＮＡアプタマーの創薬のプロセスを、深層学習などの人工知能技術を活用することで自動化し、創薬期間の短縮及び創薬成功率の向上を実現させることを目指すもの。事業期間は１８年度から２０年度で、２０年度に受け取る委託研究開発費は１３００万円。なお、２１年３月期通期業績への影響は軽微としている。

出所：MINKABU PRESS