【要注目】コロナショックの大暴落で狙いたい銘柄

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最新投稿日時:2020/03/28 16:13 - 「【要注目】コロナショックの大暴落で狙いたい銘柄」(西村剛)

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【要注目】コロナショックの大暴落で狙いたい銘柄

著者:西村剛
投稿:2020/03/28 16:13

ブランド力に注目

2012年6月から始まったヤフーファイナンスでの株価予想も残すところあとわずかとなりました。約7年10ヶ月もの間ご覧頂きありがとうございました。残りわずかということで「2020年コロナショックの大暴落で狙いたい銘柄」を最後のコラムとしてお伝えしたいと思います。

●日本経済の前提条件
まず今回のコロナウイルスによる実体経済の悪化ですが、約1年は影響が出ると考えています。つまり治療薬が開発されるまでです。また治療薬が開発されたとしてもそれが広く普及するまで時間がかかることと、治療薬が開発されるまでの実体経済の悪化によって日本経済は長い不況期に入るのではないかと考えています。ですので今回は日本経済が不況期に入ると仮定した上で狙いたい銘柄をいくつかピックアップしておきます。

●すでにブランドが確立されている銘柄
このような暴落時において、10年、20年先にも存続しているであろうブランド力のある優良な銘柄が安く買えるチャンスです。例えば鉄道(JR東、JR西、東急等)、航空(ANA、JAL)といったインフラ系の会社は10年先も一定の売上が見込めます。コロナウイルスによる目先の利益の減少はありますが、PBRでみるとすでに割安な銘柄も散見されます。暴落局面では超長期保有前提でこれらの銘柄を仕込むチャンスでしょう。またオリエンタルランド、ソニーのように強いブランド力を保有している銘柄もチャンスでしょう。誰もが知るブランド力のある会社で、長期で見ると右肩上がりのチャートを形成している銘柄が市場全体の暴落で大きく株価が下落したタイミングで買えれば超長期で保有できます。そういった意味で今回の暴落は仕込み場です。逆にブランド力の無い会社、業績がこれまで不安定な銘柄は避けたほうがよいです。ここから先、日本が不況期に入ったときに生き残れる可能性が低いからです。10年後、20年後もその会社が繁栄しているかを考えた銘柄選別が必要でしょう。

●ストック型ビジネスが主流の企業
不況期においてはこれまで以上に景気で業績が左右されやすくなります。ですのでビジネスモデルが弱い企業は不況の影響を大きく受けてしまうでしょう。いかに不況に強い会社かどうかが銘柄選別のポイントとなります。特に注目しておきたいのがストック型ビジネスの企業です。例えば携帯電話や不動産賃貸業、ネットを使った月額課金モデルの企業がそれに当たります。ここ数年、IT企業の収益モデルがストック型ビジネスに変化してきており、ストック型ビジネスを行なう企業のなかから業績が拡大していきそうな銘柄を選別するのがいいでしょう。ただこれらは比較的新興企業が多く、当たり外れがあります。出来るだけ分散投資を心掛けましょう。

●業界最大手銘柄
やはりどの業界も業界最大手は強いです。不況期に踏ん張れるのはどの業界も業界最大手だと思います。注目する業界が見つかっているのであれば業界最大手から調べていくのが良いでしょう。

いまのような暴落局面では、良い銘柄も悪い銘柄も同様に売られやすいです。そのような局面においてしっかりと良い銘柄を餞別し投資することで将来のパフォーマンスが大きく変わります。ぜひ参考にしてください。


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西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想

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