グラファイト、前期経常を54％下方修正

　グラファイトデザイン <7847> [ＪＱ] が3月27日大引け後(15:30)に業績修正を発表。20年2月期の経常利益(非連結)を従来予想の1億3000万円→6000万円(前の期は3億7600万円)に53.8％下方修正し、減益率が65.4％減→84.0％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の経常利益も従来予想の1億0700万円→3700万円(前年同期は2億7100万円)に65.4％減額し、減益率が60.5％減→86.3％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2019 年12 月27 日付で公表いたしました通期業績予想について、当社の主力製品である自社ブランドシャフト(TOUR AD)2020 モデルのリピートオーダーが想定を大きく下回り、かつ、新型コロナウイルス拡散による中国での委託製品生産の遅れなどにより1 月以降売上高等が減少する結果となりました。また、急激な金融市場の下落により特別損失として投資有価証券評価損を計上いたします。これらの要因により、前回公表数値を下回る見込みとなるため下記のとおり修正いたします。上記の結果、通期業績予想におきましては、売上高2,542 百万円（2.2%減少）、営業利益61 百万円（56.4％減）、経常利益60 百万円（53.8％減）、当期純利益45 百万円（50.0％減）に修正します。なお、期末配当予想に関しては、当初予想(1 株につき20 円)から変更はありません。(注)業績予想につきましては、現時点で想定できる情報に基づき判断したものであり、実際の業績は今後の様々な要因により異なる可能性があります。