アンジェスは急反落、短期資金逃避で一時ストップ安◇
アンジェス<4563.T>が急反落、短期資金の逃避により一時ストップ安の507円まで売り込まれた。ただ、その後は大口資金が下値をさらう形で再浮上、前週末比60円安前後で売り買いを交錯させている。同社は5日、新型コロナウイルスの感染を防ぐDNAワクチンを大阪大学と共同で開発に乗り出すことを発表、これを材料視する買いに前週末まで2日連続のストップ高と人気化した。同ワクチンはDNAプラスミド製造技術を用いたもので、プラスミドDNAの製造技術・設備を有するタカラバイオ<4974.T>がDNAワクチンの構築・製造を担当する。アンジェスの株価はこれを好感する買いが集中したものの、2月に資金調達のために新株予約権の発行を発表するなど株式需給面に難点を抱えていることもあって、潜在的な売り圧力も強いようだ。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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