13日SQ ECB、FOMC 超円高圧力 中国経済どんずまり
約3400円も下げ、そろそろリバウンドを期待したいですね。
因みに先週の終値20750円はPER12.67、PBR1倍割れ水準。割安感はあります。
問題は今後の企業業績が大減益になる可能性と超円高ですね。今後は各国の財政出動が待たれますがそれによって近い将来、中国やイタリアの経済はさらに厳しくなるでしょう。国が倒産=債券デイフォルトのリスクが意識され、その際には一瞬、100円割れもあり得ると思います。そしてその後には悪い円安とつながる可能性もありますがそれは時間的にはもう少し先の話ですね。
さて、相場転機をつかむには、AIに注目です。AIテキスト相場なのでメディアがコロナ、企業大減益、買い占めなどネガティブ キーワードを連発すると下げプログラムとなり、財政出動、対策などの前向きワードが増えると買い戻されます。
トランプ大統領は「コロナウイルス緊急対策法」に署名し、日銀も動いています。
13日SQ、ECBを経て翌週はFOMC。
トランプ氏はFRBに利下げを望み、現状の為替水準は追加利下げを八割織り込んでいるといわれます。
現実の安倍政権はよく頑張っていますが株価チャートが語っているのはアベノミクスの終焉です。株価は先行指数なので、抜本的に新たなフェーズ、経済を促進していてトレンドの変化がみられます。
【今週の日経平均株価の予想レンジ】
21862.62~20449.41とし
上振れた場合、21862.62+250円
下ぶれた場合、20449.41-200円
と想定します。
<追記1>
パニックにならないためにウイルスの大御所へのインタビュー前編/後編をリンクしました。
パニックで買い占めに走ったり、自らセーリングクライマックスの渦で資産をなくさない一助にしてくださいね。
【今週の予定】
●3月9日(月)
◇国内
8:50 1月国際収支[貿易収支] 前回 1207億円
8:50 1月国際収支[経常収支] 前回 5240億円
8:50 実質GDP(前期比年率)4Q 前回-6.3%
8:50 実質GDP(前期比)4Q 前回-1.6%
10-12月期GDP(改定値)
13:30 2月企業倒産件数(前年比)前回 16.06%
14:00 2月日本 景気ウォッチャー調査[先行き判断DI] 前回41.8
◇海外
18:30 ユーロ圏 3月センティックス投資家信頼感 前回 5.2
●3月10日(火)
◇国内
15:00 2月工作機械受注(前年比)前回 -35.6%
◇海外
10:30 中国 2月生産者物価指数(前年比)前回 0.1%
10:30 中国 2月消費者物価指数(前年比)前回 5.4%
19:00 米 2月 NFIB中小企業楽観指数 前回 104.3
19:00 ユーロ圏4Q GDP(前年比) 前回0.9%
19:00 ユーロ圏 4QGDP(前期比) 前回 0.1%
19:00 ユーロ圏 4Q雇用者数(前期比) 前回 0.3%
●3月11日(水)
◇国内
◇海外
20:00 米 MBA住宅ローン申請指数(前週比) 前回 15.1%
21:30 米 2月消費者物価指数[コア](前月比) 前回 0.2%
3:00 米 2月財政収支 前回-326億USD
●3月12日(木)
◇国内
8:50 1Q景況判断BSI[大企業全産業](前期比)前回 -6.2
◇海外
19:00 ユーロ圏 1月 鉱工業生産(前月比)前回 -2.1%
21:30 米 3月7日集計 新規失業保険申請件数 前回 21.6万件
21:45 ユーロ圏 欧州中銀 下限政策金利[中銀預金金利]-3/12 前回-0.50%
21:45 ユーロ圏 欧州中銀 上限政策金利[限界貸出金利]-3/12 前回0.25%
●3月13日(金)
◇国内
メジャーSQ
◇海外
3月ミシガン大消費者態度指数・速報値
【先週の市場の動き】
●3月2日(月)
寄付20,849.79
高値21,593.11
安値20,834.29
終値21,344.08
●3月3日(火)
寄付21,651.99
高値 21,719.78 …この週の高値
安値21,082.73
終値21,082.73
●3月4日(水)
寄付20,897.2
高値 21,245.93
安値20,862.05
終値21,100.06
●3月5日(木)
寄付21,399.87
高値21,399.87
安値21,220.76
終値21,329.12
●3月6日(金)
寄付21,009.8
高値21,061.2
安値20,613.91…この週の安値
終値 20,749.75
※期中平均 211668.4
【先週の予想】ほぼ予想の範囲での推移となりました。
●下値メド
現在のBPS値20700円も下値支持として意識ですが、
海外市場の下落やドル安円高の動きも強烈なので、それが続けば
2019年8月6日20110.76円では止まれない可能性があり、さらに下となると225社の純資産額からPBR1倍水準19500円となります。今週はそれを織り込んで、20033円あたりで止まれる可能性を想定したいと思います。
●上値めど
外部環境次第ですが、今週の上値めどは窓開け下げ入り口の21980円挑戦とします。