「無観客」で需要増期待
ライブ配信、WEBセミナー、オンデマンド配信に実績。また、テレビ放送とインターネット配信を同時に行うネット同時配信も手掛けている。
新型コロナウイルス感染防止の対応のため、イベントやエンターテイメントなど「無観客」での開催が拡大している状況。大相撲春場所が無観客での開催となったり、春の選抜高校野球の開催を巡っては、日本高校野球連盟なは無観客で開催を行う方向となっており、3月11日に最終判断する見通し。
大阪でのライブハウスで集団感染が発生していたこともあり、会場開催のイベントは配信での開催に切り替えの動きが加速すると考えられる。決算説明会や株主総会のリアルタイム配信など、ネットによる動画ライブ中継やオンデマンド放送の配信インフラを提供している同社に注目が集まる。
3月期決算企業の上場企業の株主総会は6月末に集中する傾向。
【映像配信の5G関連銘柄】
ネットによる動画ライブ中継やオンデマンド放送の配信インフラを提供。中でも動画配信プラットフォーム「Jストリーム・イクイップメディア」は一対多数の配信を得意とし、既に数十社が利用している。
【堅調な業績 好決算の見込み】
映像配信の5G関連銘柄として再評価される。材料として新たな切り口を得て更なる展開が期待される。コンテンツ配信事業や医薬系業界を中心としたライブ配信が大きく業績に寄与して、20年3月期は経常34.8%増と好決算を見込んでいる。