【IRアナリストレポート】ピーシーデポコーポレーション(7618)

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最新投稿日時:2020/03/03 11:34 - 「【IRアナリストレポート】ピーシーデポコーポレーション(7618)」(みんかぶ株式コラム)

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【IRアナリストレポート】ピーシーデポコーポレーション(7618)

著者:鈴木 行生
投稿:2020/03/03 11:34

~プレミアム会員を軸としたソリューションサービス体制を一新~

【ポイント】
・野島社長は、「社会貢献と稼ぐ力が成立する」ところに、ビジネスとしての持続性があると、社員に語っている。いよいよ人材も育っており、新しいビジネスモデルを実践して、事業の拡大を図る局面に入ろうとしている。

・昨年「デジタルライフプランナー」の商標を取得した。これをブランド化していく。3~5人がチームになって、プレミアムメンバーである顧客の未来デジタルライフを一緒に創っていく。提案型コンサルの内容はデザインシート(将来計画図)に蓄積していく。この需要創出効果もあって、業績は増益に転換してこよう。

・デジタルライフプランのコンサルは、社員の働き方を大幅に変えている。フルサポートする「困ったを解決」というサービスは変わらないが、プレミアムメンバーとの結びつきを強化して、「未来デジタルライフの計画的提案」で、将来価値を創造していく。

・店舗は顧客に営業する場ではなく、顧客価値を創り出す生産の場である。メンバーと一緒に、将来のデジタルライフプランを立てていく。ファミリーにも一緒に入ってもらい、接点を増やしていく。それを通して、企業価値の向上に結び付けようとしている。社員の人材育成をチームの中で育んでいく「マイクロガバナンス」を、ユニークなチーム方式で展開している。これを受けて、プレミアムメンバーの新規募集が今春より本格化しよう。

・2016年8月に発生した高齢者に対するサービス内容が適切でなかった事案を克服し、新たな対話型のコンサルを展開している。2017年9月よりメンバー向けサービス一体型商品がスタートした。2018年7月からはメンバー専用のメニューをはっきりさせ、プレミアムサービスを組み込んだ商品を4年契約ベースで提供している。

・新しいビジネスモデルへの転換は、先進的で画期的である。今後はプレミアムメンバーのリテンション(保持)も高まってくるので、収益性は以前より向上しよう。今後5年で売上経常利益率10%、経常利益50億円が十分見込めるので、市場での評価も大きく好転してこよう。

目 次
1.特色 インターネットデバイスのサービス専門店へ転換
2.強み サービス収入主力の収益構造へシフト
3.中期経営方針 ビジネスモデルの進化を図り、メンバー(会員)との結びつきを強化
4.人材育成 ユニークなマイクロガバナンスと関係人口作り
5.当面の業績 新体制への切り替え効果はこれから本格化
6.企業評価 信頼を取り戻し、攻めの局面へ

ピーシーデポコーポレーション <7618>
企業レーティング
株価
(2020年3月2日)
493円
時価総額 259億円
(52.622百万株)
PBR 0.99倍
ROE 7.8%
PER 12.7倍
配当利回り 2.6%
総資産 34648百万円
純資産 25078百万円
自己資本比率 72.2%
BPS 498.3円
(百万円、円)
決算期 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 EPS 配当
2012.3 49631 526 684 238 6.0 3.9
2013.3 51359 867 924 441 11.2 3.9
2014.3 53772 2256 2357 1536 38.0 4.7
2015.3 51261 3045 3162 1914 42.0 6.9
2016.3 51729 4086 4139 2693 56.9 9.6
2017.3 46417 3402 3467 2269 44.1 13.0
2018.3 43590 2981 3079 1958 38.6 13.0
2019.3 40447 2579 2685 1553 30.9 13.0
2020.3(予) 40000 2900 3000 1950 38.7 13.0
2021.3(予) 42000 3200 3300 2200 43.7 13.0

(2019.12ベース)
(注)ROE、PER、配当利回りは直近予想ベース。2013年10月に1:100、2015年1月に1:1.5、2016年10月に1:1.2の株式分割を実施。それ以前のEPS、配当については修正ベース。
 
企業レーティングの定義:当該企業の、(1)経営者の経営力、(2)事業の成長力・持続力、(3)業績下方修正の可能性、という点から定性評価している。A:良好である、B:一定の努力を要する、C:相当の改善を要する、D:極めて厳しい局面にある、という4段階で示す。

レポート全文はこちらから
http://www.belletk.com/pcdepo202003.pdf
 

日本ベル投資研究所の過去レポートはこちらから

配信元: みんかぶ株式コラム

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