「崩れる」とは思わないが、本日は「小休止」…!? - ドル円

\ あなたにピッタリの銘柄がみつかる /

みんかぶプレミアムを無料体験!

プランをみる

最新投稿日時:2020/02/21 10:50 - 「「崩れる」とは思わないが、本日は「小休止」…!? - ドル円」(武市佳史)

お知らせ

読み込みに失敗しました。

しばらくしてからもう一度お試しください。

重要なお知らせ すべて見る

「崩れる」とは思わないが、本日は「小休止」…!? - ドル円

著者:武市佳史
投稿:2020/02/21 10:50

◆ さらに上伸 - 112円台到達

※ご注意:予想期間は2月22日と表示されていますが、本日(2月21日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


「輸出筋の売りオーダー」+「利益確定売り」に押される場面こそ見られたものの、昨日もドル円は“一段高”を演じました。
東京タイム序盤に“111.110円”で下値を限定すると、早くも欧州タイム序盤には“前日高値(111.593円)”を突破しました。
そしてNYタイム序盤には、昨年4月25日以来となる“112.219円”へと駆け上がりました。

◆ ただ「日本売り」「悪い円安」に違和感、「にわか上値期待」の台頭も・・・?

「長期下落トレンドライン(2015/6/5高値-2018/10/4高値)」を突破した直後ですので、“踏み上げ”と見るのが自然な状況といえます。
しかし急騰の要因がはっきりしないだけに、「日本売り」「悪い円安」といったロジックを持ち出す向きもあるようです。
ただそうなると、個人的に警戒すべきと考えるのは、「にわか上値期待」の台頭ということになります。

突破した直後は『なかなか収まらない』『往くところまで往ってしまわないと…』となるのが常ですので、昨日も『そう簡単には止まらない』と記しました。
しかし本日は「国内3連休前」となる週末であり、昨日には前記“112.219円”まですでに上値を伸ばしています。

“15/6/5~16/6/24の50%戻し水準”と重なる“19/4/24高値(112.398円)”には届いていないだけに、水準的には「少し中途半端」といえるかもしれません。
それでも本日に関しては「小休止(上昇一服)」、「ポジション調整(利益確定売り)主体」と考えておきたいところです。
「崩れる」とは考えていませんが…?

◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:112.853(18/12/18高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:112.660(18/12/19-20高値)
上値3:112.511(ピボット1stレジスタンス)
上値2:112.398(19/4/24高値、15/6/5~16/6/24の50%戻し水準)
上値1:112.235(19/4/25高値、2/20高値)
前営業日終値:112.102
下値1:112.000(大台)
下値2:112.701(2/20高値後の押し目)
下値3:111.402(ピボット1stサポート)
下値4:111.225(2/13~2/20の38.2%押し、月足・一目均衡表先行スパン上限)
下値5:111.110(2/20安値、月足・一目均衡表先行スパン下限)
武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

みんかぶおすすめ