２０日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は１２８ドル安と反落

　２０日の米株式市場では、ＮＹダウ平均株価が前日比１２８．０５ドル安の２万９２１９．９８ドルと反落した。

　依然、新型肺炎に対する警戒感が強くＩＴ関連株を中心に軟調。ＮＹダウは一時、４００ドル近く下落する場面があった。アップルやアマゾン・ドット・コム、アルファベットが安く、インテルやエヌビディア、ザイリンクスなど半導体株が値を下げた。テスラやネットフリックスも軟調。半面、化学のダウやホーム・デポが高く、モルガン・スタンレーによる買収が発表されたイー・トレード・ファイナンシャルが急騰。プロクター＆ギャンブルやメルクが値を上げた。

　ナスダック総合株価指数は、同６６．２１５ポイント安の９７５０．９６５と４日ぶりに反落。出来高概算は、ニューヨーク市場が９億２６３９万株、ナスダック市場は２７億３２７０万株となった。

出所：MINKABU PRESS