ETF売買動向＝10日大引け、全銘柄の合計売買代金1960億円

　10日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比1.4％増の1960億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同1.1％増の1832億円だった。

　個別ではＵＢＳ　スイス株 <1391> 、上場インデックスファンド米国債券（為替ヘッジなし） <1486> 、純金上場信託（現物国内保管型） <1540> 、ＮＥＸＴ　不動産 <1633> が新高値。ＭＡＸＩＳカーボン・エフィシェント <2560> 、ＮＥＸＴ　金ベア <2037> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銀上場投資信託 <1673> が6.75％高、ＵＢＳ　先進国株 <1394> が6.32％高、南方　ＦＴＳＥ　中国Ａ株５０　ＥＴＦ <1576> が3.04％高と大幅な上昇。

　一方、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　白金上場投資信託 <1674> は5.79％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> は3.19％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1383億9000万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1748億9300万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が266億8800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が44億1900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が34億8500万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が30億6300万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が20億800万円の売買代金となった。

株探ニュース