Ｊパワー、今期経常を一転4％増益に上方修正

　Ｊパワー <9513> が1月31日大引け後(16:40)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比8.7％減の669億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の600億円→710億円(前期は685億円)に18.3％上方修正し、一転して3.6％増益見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の420億円→410億円(前期は462億円)に2.4％下方修正し、減益率が9.2％減→11.4％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の85.3億円→195億円(前年同期は258億円)に2.3倍増額し、減益率が67.0％減→24.5％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比49.5％減の154億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の12.7％→8.8％に大幅低下した。

株探ニュース