昨日のドル円は、109.81円で始まると、東京時間、新型コロナウイルス感染拡大への懸念から中国・香港株式が下落すると、ドル円は109.55円までジリ安となった。ロンドン時間、109.48円とジリ安継続。NY時間、ECB理事会は▲0.5%で付利金利を据え置き。ラガルドECB総裁が理事会後の記者会見で「入手した経済指標はECBの基本シナリオに一致」「基調インフレに緩やかな上昇の兆しがある」との発言後、ユーロが下落。ユーロ円の下落や新型肺炎の感染拡大への懸念嫌気し、ドル円は109.26円まで下落。その後、WHOが新型コロナウイルスによる肺炎について「緊急事態宣言」を見送ったことを受け買戻しが入り109.47円でクローズをむかえた。
ドル円、109円台前半まで下落。
ラガルドECB総裁発言は、それ程ハト派的内容ではなかったが、マーケットが売り材料に過敏となっているようだ。テクニカル的には、昨日の安値109.26円は、107.65円から110.28円の上昇に対し、押し38.2%(109.27円)レベル。目先軟調だが、一旦調整終了の感がある。週末のポジション調整もあるが、安値をとりに言った場合は108.96円(50.0%)・108.65円(61.8%)を意識しておく必要がある。
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