新たなトレンド発生が近い!?
前回「2万3,000円を割り込み、十字線のローソク足を形成。上値抵抗線を超えたらボリンジャーバンドの方向性が決まる可能性が高いので、逆張り戦略を徹底してリバウンド上昇を狙った短期売買がよい」と解説しました。
株価は上昇が続き、目標株価の範囲で取引を終えました。
米中が貿易交渉に合意、署名したことが好感され、
米国の株式市場は高値を更新した週でした。
ドル円相場はドル買いが進んだ週でした。
気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。
株価チャートを分析する限りでは、株価は上値抵抗線を上に抜けて上昇が継続、2万4,000円台にのせて取引を終えています。2018年の高値2万4,448円まであとわずかの水準まで上昇しました。
目標上値は2万4,250円、下値は2万3,500円、それぞれプラスマイナス150円とします。
足元は新たなトレンド発生に向けて、ボリンジャーバンドがエクスパンションする可能性が高く、その場合にはバンドウォークする可能性も考えられます。
トレンドが発生すればトレンドフォロー戦略です。ただ、米国株も高値更新を続ける状況を踏まえると、米国株次第の地合いです。米国株に不測の事態がいつ発生してもおかしくはありませんから、トレンドフォロー戦略でも、できれば短期で回転させるスイングトレードのほうがよいかもしれません。