NYダウ一時史上最高値と海外情勢の不安定のバランス
台湾総統選挙で現職勝利(中国反発)
イラン誤撃墜に賠償の考え示すということで、大事回避姿勢鮮明(緊張緩和)
米中貿易摩擦第一幕が終幕。今後は日米構造会議に相当する米中構造会議に移行すること
中東への海自派遣でサウジ+日本で中東の不安定な情勢を制していくスキームの発展
なとで、ポリティカルエコノミーの観点から次のステージへの移行期となります。
アベノミクスで始まったこの相場は、9月7日安倍氏円満辞任観測が文春砲で示されたことによる基盤の変化が亀裂となるまでにはもう少し時間が必要ではないかと見ます。
よって今週の日経平均株価のレンジを以下のように予想します。
23600円台が確率的には一番安定する値として
24100円~23680円 ±200円
とします。
【この週の経済指標スケジュール】
※安倍総理11日から15日までの予定でサウジアラビアとアラブ首長国連邦、オマーンの3か国を訪問
●1月13日(月)
祝日のため日本市場休場
●1月14日(火)
◇国内
11月国際収支・貿易収支
◇海外
12月消費者物価指数
●1月15日(水)
◇国内
12月マネーストック
日銀総裁発言
安倍首相 帰国予定
◇海外
米中 第一弾合意の調印式予定(日米構造会議に似た枠組みで米中構造会議新設の別枠もスタート)
米12月卸売物価指数
米1月ニューヨーク連銀製造業景気指数
米ベージュブック(地区連銀経済報告)
ユーロ圏 11月鉱工業生産
ユーロ圏11月貿易収支
●1月16日(木)
◇国内
11月機械受注
12月企業物価指数
◇海外
新規失業保険申請件数
11月企業在庫
12月小売売上高
●1月17日(金)
◇国内
12月訪日外国人客数
10~12月期訪日外国人消費動向調査 16:00
1~12月固定資産投資・不動産投資 11:00
◇海外
米12月住宅着工件数
米12月建設許可件数
米1月ミシガン大消費者態度指数・速報値
米12月鉱工業生産指数
ユーロ圏11月経常収支
ユーロ圏12月消費者物価指数(改定値)
中国10~12月期 GDP 11:00
中国12月鉱工業生産・小売売上高 11:00
【先週のおさらい】
■2020年1月6日(月)
寄付23,319.76
高値23,365.36
安値23,148.53
終値23,204.86
■1月7日(火)
寄付 23,320.12
高値 23,577.44
安値23,299.92
終値23,575.72
■1月8日(水)
寄付23,217.49
高値23,303.21
安値22,951.18 ・・・この週の最安値
終値23,204.76
■1月9日 (木)
寄付23,530.29
高値23,767.09
安値23,506.15
終値23,739.87
■2020年1月10日(金)
寄付23,813.28
高値23,903.29・・・この週の最高値
安値23,761.08
終値23,850.57
【木村佳子の2020年1月6日~12日の日経平均株価予想】
居所の良い水準を
23350円~23450円
±300円あたり
23700円 上値抵抗
22750円 下値支持