昨日のドル/円は、終値ベースで約0.2%下落。NY市場では一時109.10円台まで弱含む場面もあった。米国株が連日で市場最高値を更新する中にあってもリスク選好の円売りは見られず、ポジション調整的なドル売りに押された。109.00-10円前後には、20日移動平均線や日足一目均衡表の転換線や基準線が通っており、本日もこれらが強いサポートになると見るが、仮に下抜けると下げが加速する可能性もあるため注意が必要だろう。なお、本日は米国で7-9月期国内総生産(GDP)・確定値や11月個人消費支出価格指数(PCEデフレーター)などの重要統計が発表される。ただ、クリスマス・ウィークを間近に控え、市場がどこまで材料視するかはやや不透明であろう。
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