ETF売買動向＝11日前引け、ｉＳ高配当、日興高配低ボが新高値

　11日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比14.0％減の566億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同17.3％減の514億円だった。

　個別ではインデックスファンドＭＳＣＩ日本株高配当低ボラティリティ <1399> 、ｉシェアーズ　ＭＳＣＩ　ジャパン高配当利回り　ＥＴＦ <1478> 、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> 、ＮＥＸＴ　情通サ他 <1626> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ日本株女性活躍指数 <2518> が新高値。ダイワ４００ダブルインバース・インデックス <1466> 、ＪＰＸ日経４００ベア上場投信（インバース） <1468> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＵＢＳ　英国大型株 <1389> は6.50％安と大幅に下落。

　日経平均株価が57円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金388億8100万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均741億300万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が59億400万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が20億5500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が11億3500万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が9億8300万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が7億5200万円の売買代金となった。

株探ニュース