■株主還元
サンワテクノス<8137>は株主還元について、配当によることを基本としている。配当方針としては、安定的かつ継続的な配当を行うことを重要視している。そうした配当方針は過去の配当実績に如実に表れており、一時の業績急拡大による大幅な増配などはないが、利益成長に応じて着実に増配を行ってきた実績がある。
同社は2019年3月期について前期比4円増配となる34円配(中間配17円、期末配17円)を実施した。配当性向は20.7%となった。それを受けた2020年3月期は、期初の時点で前期比横ばいの34円配(中間配17円、期末配17円)の配当見通しを公表した。既述のように、その後同社は2020年3月期の業績見通しの下方修正を発表したが、配当予想については期初予想の34円配の配当見通しが維持されている。直近の予想では1株当たり当期純利益の予想額が87.27円となっているため、予想配当性向は39.0%となる。
業績の減益見通しにも関わらず、同社が前期比横ばいの配当予想を維持することについて弊社では、同社が配当の安定性を重視するスタンスであること、予想配当性向が従来よりも高いとはいえ40%を下回っていること、業績に底打ちの兆しが見えること、等の要因を考えれば十分妥当な判断だと考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)
<MH>
サンワテクノス<8137>は株主還元について、配当によることを基本としている。配当方針としては、安定的かつ継続的な配当を行うことを重要視している。そうした配当方針は過去の配当実績に如実に表れており、一時の業績急拡大による大幅な増配などはないが、利益成長に応じて着実に増配を行ってきた実績がある。
同社は2019年3月期について前期比4円増配となる34円配(中間配17円、期末配17円)を実施した。配当性向は20.7%となった。それを受けた2020年3月期は、期初の時点で前期比横ばいの34円配(中間配17円、期末配17円)の配当見通しを公表した。既述のように、その後同社は2020年3月期の業績見通しの下方修正を発表したが、配当予想については期初予想の34円配の配当見通しが維持されている。直近の予想では1株当たり当期純利益の予想額が87.27円となっているため、予想配当性向は39.0%となる。
業績の減益見通しにも関わらず、同社が前期比横ばいの配当予想を維持することについて弊社では、同社が配当の安定性を重視するスタンスであること、予想配当性向が従来よりも高いとはいえ40%を下回っていること、業績に底打ちの兆しが見えること、等の要因を考えれば十分妥当な判断だと考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)
<MH>
関連銘柄
銘柄名称 | 株価 | 前日比 |
---|---|---|
8137
|
2,233.0
(05/10)
|
-17.0
(-0.75%)
|
関連銘柄の最新ニュース
-
05/10 16:00
-
05/10 16:00
-
05/10 16:00
新着ニュース
新着ニュース一覧-
今日 06:55
-
今日 06:45
-
今日 06:32
みんかぶおすすめ
\ 投資・お金について学ぶ入門サイト /