決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … ミライアル、Ｃａｓａ、ライクキッズ (12月9日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の12月6日から9日の決算発表を経て10日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ライクキッズ <6065>
　20年4月期第2四半期累計(5-10月)の連結経常利益は前年同期比47.9％減の3.9億円に落ち込み、通期計画の24億円に対する進捗率は16.4％にとどまり、3年平均の31.4％も下回った。

▲No.2　ミライアル <4238>
　20年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期比10.9％減の10.7億円に減ったが、通期計画の12億円に対する進捗率は89.6％に達し、5年平均の76.1％も上回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6065> ライクキッズ 　東１　　 -4.46 　 12/ 9　　上期　　　-47.88
<4238> ミライアル 　　東１　　 -2.44 　 12/ 9　　　3Q　　　-10.86
<7196> Ｃａｓａ 　　　東１　　 -0.32 　 12/ 9　　　3Q　　　　6.68

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした10日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース