先週末のドル円は、108.74円で始まると、東京時間は、米雇用統計を控え108.70円を挟む小動き。ロンドン時間、「中国は米国産の大豆や豚などの関税を一部解除へ」とのニュースを受け108.75円まで強含むが、その後はポジション調整で108.54円までジリ安。NY時間、11月米雇用統計で、非農業部門雇用者数が予想18.0万人に対し26.6万人、失業率が予想3.6%に対し3.5%と上振れると、108.92円まで上昇。しかし、その後、クドロー米国家経済会議(NEC)委員長が「米国と中国の貿易合意は近い」としながらも、「トランプ米大統領は中国との貿易合意に署名する用意はできていない」との見解を示すと、108.52円まで下落となった。
米雇用好調となるが、米中協議不透明感でドル円失速。
米雇用統計は強い数値となったが、109円回復とまではいかなかった。そして米中合意もスッキリしない状態で失速。今週から、FOMCやECBや英総選挙など、経済イベントを控え、先週はポジション調整で終始したというところか。テクニカル的にもハッキリしない展開。日足一目均衡表では、②の遅行線が26期間前チャートとクロスし、三役好転解消。また、①転換線>基準線となっており、現在好転中だが、値が接近しており、トレンド発生とは言いにくい形状である。ポジションを傾けにくい状況。
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