三角保合い放れ待ち
一目均衡表(週足)で見ると、2015年6月高値を起点とした下降トレンドと、2016年6月安値を起点とした上昇トレンドに挟まれた三角保合いを形成中。雲の厚みが薄くなると共に、変化が起こりやすいと言われる雲のねじれが生じており、トレンドの変化には注意したい時間帯に向かっていく。
対等数値からは、12月13日前後、1月3日前後が変化が起こりやす時間帯。今晩の雇用統計以降、OPEC総会プラス、次週にはFOMC、英選挙、ECB理事会、15日に対中第4弾制裁関税発動期限などが予定されている。何がきっかけとなるかは不明だが、歴史的に変動が小さくなっている今年のドル円相場が、年末年始に保合い放れから大きく動意付くリスクに警戒したい。