変化日通過でトレンド発生か
前回「株価は下値支持線を割り込み、足元は調整に転じた。次のトレンドが発生するまでは短期売買に徹するか、いったん様子見でもよい」と解説しました。
株価は目標株価の範囲内で取引を終えました。
米国の株式市場は高値で推移した週でした。
ドル円相場は小動きの週でした。
気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。
株価チャートを分析する限りでは、株価は11月8日に年初来高値2万3,591.09円を更新した後、足元は調整が続いています。21日には一時2万2,726.71円まで下落して節目の2万3,000円を割り込みました。ただし、その後は2万3,000円を維持して一週間の取引を終えました。
目標上値は2万3,350円、下値は2万2,350円、それぞれプラスマイナス250円とします。
株価は下値支持線を下回る推移が続いています。ただし、上昇する際に空けてきた窓の一つをまずは埋めましたので、いったんの目標は達成しました。今週は変化日を通過します。現時点では、上値抵抗線を抜けられるのかをまずは確認して、次のトレンド発生に備えましょう。
米国の株式市場は高値圏での推移が続き、好調な地合いが継続しています。ただ、ニューヨークダウの株価チャートを分析する限りでは、下値支持線を割り込みましたので、足元は小動き、もしくはトレンド転換の展開になる可能性も考えておきたいところです。
決算発表もひとまずピークを過ぎました。外部環境の動きを注視しつつ、新トレンドが発生するまでは短期売買に徹し、トレンドが発生したらトレンドフォローでよいでしょう。