アドテスト、東エレクなど軟調、米株市場に追随し半導体関連株に売り圧力◇

　アドバンテスト<6857.T>、東京エレクトロン<8035.T>など半導体関連に売りがかさんでいる。米国株市場ではアプライドマテリアルズやマイクロンテクノロジー、ザイリンクスといった半導体関連株の上値が重くなっており、フィラデルフィア半導体株指数（ＳＯＸ指数）も前日は終値で約３週間ぶりに１７００大台を割り込み２５日移動平均線割れが目前となっている。米国では米中協議になかなか折り合いがつかないなか半導体関連には逆風が意識され、アナリストによる投資判断引き下げの動きが相次いでいることなども重荷となっている。東京市場でも、この流れを引き継いで直近は東エレクをはじめとする半導体セクターへの利益確定売り圧力が強い。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：MINKABU PRESS