ドル/円、サポートを維持できるか
本日は、中国で10月鉱工業生産や10月小売売上高の発表が予定されている他、独7-9月期国内総生産(GDP)・速報値が発表される。両国ともに景気減速が懸念されているだけに、グローバルな市場センチメントへの影響が気になるところで、主要株式市場の反応に注目したい。また、米国では10月生産者物価指数や前週分の新規失業保険申請件数が発表される。ドル/円は、これらを踏まえて108.70-80円前後に切り上がったサポートを維持できるかが焦点となろう。サポートを維持できれば、109円台の早期回復も見込める一方、仮に下抜けるようなら日足一目均衡表の基準線が通る108.20円台まで下値余地が広がりそうだ。