■NY株式:NYダウ23ドル高、合意なきEU離脱への懸念後退
米国株式相場は上昇。ダウ平均は23.90ドル高の27025.88、ナスダックは32.67ポイント高の8156.85で取引を終了した。欧州連合(EU)が英国のEU離脱案に合意し、買いが先行。複数の主要企業決算が好感され、投資家心理が改善しており、堅調推移となった。セクター別では、ヘルスケア機器・サービスや食品・生活必需品小売が上昇する一方でソフトウェア・サービスや自動車・自動車部品が下落した。
動画ストリーミングのネットフリックス(NFLX)は、決算内容が予想を上振れ上昇。複合企業のハネウェル・インターナショナル(HON)は、通期の利益見通しを引き上げ堅調推移。大手行のモルガン・スタンレー(MS)やタバコ会社のフィリップ・モリス(PM)は、決算内容が好感され買われた。一方で、ITサービスのIBM(IBM)は、決算で売上高が予想に届かず下落した。
鉄道各社への厳しい業績が見込まれるなか、鉄道のCSX(CSX)の決算が予想外に堅調となり、ユニオン・パシフィック(UNP)やカンザスシティ・サザン(KSU)が買われた。
Horiko Capital Management LLC
■NY為替:ポンド強含み、英国とEUは新たな離脱協定案で合意
17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円77銭から108円46銭まで下落して108円62銭で引けた。予想を下回った米国経済指標やジョンソン英国首相が欧州連合(EU)と合意した離脱案が議会で否決されるとの警戒感も浮上しドル売り・円買いが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.1102ドルへ下落後、1.1132ドルまで上昇して1.1127ドルで引けた。ユーロ・円は、120円66銭まで下落後、120円99銭へじり高。ポンド・ドルは、1.2758ドルまで下落後、1.2893ドルまで上昇した。離脱をめぐり英国と欧州連合(EU)が合意。ただ、英議会の北アイルランドの民主統一党(DUP)がジョンソン首相の離脱案に賛成票を投じない方針を示したため失望感からポンド売りが再燃した。ドル・スイスは、0.9902フランから0.9867フランまで下落した。
■NY原油:続伸で53.93ドル、新たなEU離脱案合意などを好感
NY原油先物11月限は続伸(NYMEX原油11月限終値:53.93 ↑0.57)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は前日比+0.57ドルの1バレル=53.93ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは52.62ドル−54.16ドル。米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)がこの日発表した週間在庫統計で原油在庫は予想以上の増加を記録したことが多少嫌気されたが、英国と欧州連合(EU)は新たな離脱案での合意を発表したことを好感した買いが入った。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟主要産油国で構成する「OPECプラス」は2020年以降の石油市場の安定を維持していくとの方針を堅持していることも支援材料となった。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 30.26ドル +0.09ドル(+0.30%)
モルガン・スタンレー(MS) 43.44ドル +0.65ドル(+1.52%)
ゴールドマン・サックス(GS)206.46ドル -0.96ドル(-0.46%)
インテル(INTC) 51.86ドル -0.59ドル(-1.12%)
アップル(AAPL) 235.28ドル +0.91ドル(+0.39%)
アルファベット(GOOG) 1253.07ドル +9.43ドル(+0.76%)
フェイスブック(FB) 190.39ドル +0.84ドル(+0.44%)
キャタピラー(CAT) 132.07ドル +1.88ドル(+1.44%)
アルコア(AA) 20.30ドル +1.14ドル(+5.95%)
ウォルマート(WMT) 119.84ドル +0.42ドル(+0.35%)
スプリント(S) 6.44ドル 0.00ドル(0.00%)
<SF>
米国株式相場は上昇。ダウ平均は23.90ドル高の27025.88、ナスダックは32.67ポイント高の8156.85で取引を終了した。欧州連合(EU)が英国のEU離脱案に合意し、買いが先行。複数の主要企業決算が好感され、投資家心理が改善しており、堅調推移となった。セクター別では、ヘルスケア機器・サービスや食品・生活必需品小売が上昇する一方でソフトウェア・サービスや自動車・自動車部品が下落した。
動画ストリーミングのネットフリックス(NFLX)は、決算内容が予想を上振れ上昇。複合企業のハネウェル・インターナショナル(HON)は、通期の利益見通しを引き上げ堅調推移。大手行のモルガン・スタンレー(MS)やタバコ会社のフィリップ・モリス(PM)は、決算内容が好感され買われた。一方で、ITサービスのIBM(IBM)は、決算で売上高が予想に届かず下落した。
鉄道各社への厳しい業績が見込まれるなか、鉄道のCSX(CSX)の決算が予想外に堅調となり、ユニオン・パシフィック(UNP)やカンザスシティ・サザン(KSU)が買われた。
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■NY為替:ポンド強含み、英国とEUは新たな離脱協定案で合意
17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円77銭から108円46銭まで下落して108円62銭で引けた。予想を下回った米国経済指標やジョンソン英国首相が欧州連合(EU)と合意した離脱案が議会で否決されるとの警戒感も浮上しドル売り・円買いが優勢となった。
ユーロ・ドルは、1.1102ドルへ下落後、1.1132ドルまで上昇して1.1127ドルで引けた。ユーロ・円は、120円66銭まで下落後、120円99銭へじり高。ポンド・ドルは、1.2758ドルまで下落後、1.2893ドルまで上昇した。離脱をめぐり英国と欧州連合(EU)が合意。ただ、英議会の北アイルランドの民主統一党(DUP)がジョンソン首相の離脱案に賛成票を投じない方針を示したため失望感からポンド売りが再燃した。ドル・スイスは、0.9902フランから0.9867フランまで下落した。
■NY原油:続伸で53.93ドル、新たなEU離脱案合意などを好感
NY原油先物11月限は続伸(NYMEX原油11月限終値:53.93 ↑0.57)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は前日比+0.57ドルの1バレル=53.93ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは52.62ドル−54.16ドル。米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)がこの日発表した週間在庫統計で原油在庫は予想以上の増加を記録したことが多少嫌気されたが、英国と欧州連合(EU)は新たな離脱案での合意を発表したことを好感した買いが入った。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟主要産油国で構成する「OPECプラス」は2020年以降の石油市場の安定を維持していくとの方針を堅持していることも支援材料となった。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 30.26ドル +0.09ドル(+0.30%)
モルガン・スタンレー(MS) 43.44ドル +0.65ドル(+1.52%)
ゴールドマン・サックス(GS)206.46ドル -0.96ドル(-0.46%)
インテル(INTC) 51.86ドル -0.59ドル(-1.12%)
アップル(AAPL) 235.28ドル +0.91ドル(+0.39%)
アルファベット(GOOG) 1253.07ドル +9.43ドル(+0.76%)
フェイスブック(FB) 190.39ドル +0.84ドル(+0.44%)
キャタピラー(CAT) 132.07ドル +1.88ドル(+1.44%)
アルコア(AA) 20.30ドル +1.14ドル(+5.95%)
ウォルマート(WMT) 119.84ドル +0.42ドル(+0.35%)
スプリント(S) 6.44ドル 0.00ドル(0.00%)
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