投資家に人気のテーマ性を帯びるも調整含み、押し目狙って仕込み開始
時価総額:101億円
PER:20.81倍
PBR: 3.09倍
旧スリープログループで法人・個人向けのIT支援サービスを展開しており、PCサポートの人材派遣が主体となる。ギグワークとは多様なライフスタイルや人生のステージにあわせ、自由に、必要なときに必要なだけ働く労働スタイルで、同社はこのギグエコノミーにおけるプラットフォーマーとなることを目指す。
業績面においては8/28に第3Q決算発表を行い累計では売上高で前年同期比9.4%増、営業・経常利益はともに同43%増と大幅増益での着地となっている。BPO事業の好調が続いており、個人事業主やフリーランスの働き方を好む労働者が幅広く活躍されている。
また今後は2020年の次世代通信規格である「5G」設備投資の需要増にからむ受注体制を整え収益拡大を目指している。その他コワーキングスペース事業も着実に伸長しており、業績貢献度が増してきていることも好印象。
株価は今年前半は堅調に推移していたが、7月以降はやや軟化して26週移動平均線まで調整局面が続いた。足元では上値抵抗のトレンドラインを上抜けて、75日移動平均線を奪回して上値を伸ばす動きもみられている。働き方改革という息の長いテーマの中で、労働市場およびシェアオフィス市場に事業展開する同社に対しても見直し機運が高まってきているとみられる。