ETF売買動向＝9日前引け、日興リート隔、ＭＸ高利Ｊリが新高値

　9日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比9.8％減の879億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同10.8％減の825億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ東証ＲＥＩＴ <2066> 、上場インデックスファンド米国債券（為替ヘッジあり） <1487> 、ＭＡＸＩＳ　Ｊリート上場投信 <1597> 、ＮＥＸＴ　ＲＥＩＴ <1343> 、ｉシェアーズ・コア米国債７－１０年　ＥＴＦ <1656> など12銘柄が新高値。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が6.19％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銅上場投資信託 <1693> が3.79％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は4.87％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が144円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金573億5900万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均659億2600万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が137億9800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が25億2100万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が15億8500万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が14億9900万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が14億4500万円の売買代金となった。

株探ニュース