【買い】ブロードリーフ（3673）全体手控え感強まる中、値軽さ求め中小型株が増勢◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

全体手控え感強まる中、値軽さ求め中小型株が増勢

業種：情報・通信
時価総額：593億円
PER：18.93倍
PBR： 2.41倍

　自動車整備工場や自動車部品・機械工具等を取り扱う事業者向けに部品管理ソフト、業務アプリケーションの販売を行う。自動車整備業者向けでは高シェアを確保し、取引基盤は約30,000社にも及ぶ。また異業種を結ぶ部品流通ネットワークなどの運営も行っている。

　業績面においては中間決算で売上高110.72億円の前期比9.7％増、営業利益以下は前期比で約30％増と大幅増益での着地となり、成長期待が復活。とくに4-6月期は近年の水準を大幅に上回りアプリケーション売上の販売増に伴いプラットフォームの売上も増加するといった好循環に入ってきたとみられる。

　株価は9月中旬に200日移動平均線を上抜けて動意含みの展開となっており、10/2に年初来高値624円をつけた。利益確定売りで反落する場面がみられたものの、押しが浅く上値指向の動きは継続。600円台を値固めし一段高を窺う展開が予想される。

11：15追記　同社はサービスの開発・実用化を加速「先端技術開発室」を設置を発表している。成長期待の一つ。
株価は新高値奪回にトライ中。