ディーリング銘柄として注目
10/10 追記分
10月7日のスタートは4143円。10月10日は4213円。今週は4118円まで安値あり。一進一退続きますが小幅な鞘取りなら。
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10月4日(金)の終値は4120円。
「トピックス」
8/7に決算発表。2.8%増収の3.7%営業減益ですが、スプリントや昨年の一時収入の分を除くと37%営業増益。
今後のIPOやビジョンファンド2の動向にも注目。
Tモバイルとスプリントとの合併がほぼ決まり、ソフトバンクGのスプリントへの持ち分は27%へ減少し子会社から持ち分法適用会社へ。
負担であったスプリントの分は責任も軽くなり、懸案事項を解消。10月7日から始まる週の値動きも注目しましょう。
「ディーリング判断」
引き続きソフトバンクは幾度もディーリングの機会がありそうです。
値動きは分割後落ち着いておりましたが、引き続き活発な状態が続き10月4日(金)も597億円の売買代金と活発。
分割で参戦もしやすくなっており、小幅な鞘取りのチャンスはありましょう。
「株価予想レンジは?」
10月7日から始まる週の株価予想レンジは3800円から4500円というゾーンを想定したい。
引き続き、高値追いでなく突っ込み狙い。
4500円を超えてくると再度上値を意識する展開となることが予想されるため、出来れば3900円台か4000円台の押し目を狙いたい。目先上値が重たいと投げ売りも出てきましょう。
特に信用の買い残が2300万株を超えてきており、今後の重しとなりそうです。
その為、ロスカットや利食い売りはこまめに行うことが重要で見切りは早めに行うことが前提。小幅な鞘取りを想定。
「投資方針」
高値警戒感からロスカットは明確にした取り組みで、臨機応変な売買に対応できるディーリング経験の豊富な中上級者向き。
短期トレーディングと割り切り、利益確定もロスカットも早めに行うことを心がけたい。
資金は短期ディーリング銘柄用と大化け期待銘柄用に分け、戦略もそれに合わせていくことがお薦めです。
短期の鞘取りについて一部誤解している方もいらっしゃるようですので、注意事項として触れておきます.
短期の鞘取りとは1日や1週間で数%の利益を取る(鞘を抜く)ために買って売って、損益を確定していくことを指します。買って売っての鞘が小さく、1%でも2%でも利益は利益です。小幅な鞘取りを目的とした売買です。勿論、ロスカットもこまめにすることが求められます。
短期鞘取りで買うということは、すぐに売るということを前提とした買いです。いわゆるトレーディングの目的です。値動きがあれば対象は幅広くあります。今回の買いは当然このケースに当てはまります。
一方、大きな値幅取りとは20%や50%、2倍3倍などの大きな利益を確定していくことを指します。
こちらの買いは保有を前提とした買いです。厳選して今買うべき対象を厳密に選ぶ必要があります。そうでないと、保有すればするほど下がる銘柄と上がる銘柄どっちを保有するかによりどんどん格差が生じてしまうからです。
この大きな値幅取りの時に仕手株には手を出さないことが大切です。仕手株は保有を続けると損をしてしまう株だからです。
実際、2019年も大きな格差が生じています。
両者は売買の仕方も、銘柄も、保有期間も、売買の頻度も、大きく異なりますので、この二つは区別することが重要です。
資金も銘柄も分けることがお薦めです。