底打ち反転?第二波に注意
今年も残りあと1/3ということになるので、早いものですね。
早いもので、もう忘年会の話が出てきており、ぽつぽつと予約が入ってきました。
いくつか幹事を任されているものもあり、店を予約し始めていますが、すでに埋まっているところもあったりして、皆さん準備が早いですね。
消費税が増税されたにも関わらず、景気は良いということなのでしょうか。
さて、日経平均は大きく下落となりました。
あっという間の急落で驚いている方も多いかもしれませんが、以前よりトレンド転換していることはお伝えしていたので、売りの準備は出来ていたかと思います。
下がった理由が、アメリカの経済指標が悪かったためNYダウが大きく下落したことですが、もちろんその結果を知っていたわけでもなく予想していたわけでもありません。
そのような理由はどうでもよく、後付けで何とでも言えますので、チャートから下がりそうな動きを示していたので警戒していました。
急に悪材料が出て想定外の下げだと感じるかもしれませんが、チャートでは、教科書通りに綺麗な動きになっています。
このような下げを目の当たりにすると、トレンドが変わったという見方もあれば、上昇トレンドの中の押し目買いのチャンスだという見方もあったりして、方向感がわからなくなってくると思います。
気になる今後の動きですが、これまでと見通しは変わりなく、まだ来週までは21000円を目指した動きが続いていますので、基本的には下げやすい流れです。
しかし、現在値の21300円近辺は主要な抵抗ラインに加えて、最も強力な抵抗ラインがサポートしているため、大きくここから下に割り込む可能性は極めて低いです。
とはいえ、流れはまだ21000円を目指している中なので、下げすぎからのリバウンドで一時的に少し戻ったとしても、底入れの動きではなく、下落中の一時的な戻りだと考えればよいでしょう。
今の株価位置は下値抵抗ラインにぴったりとサポートされているため、このまま一気に下落ということはなく、小幅な反発が見られるでしょう。
しかし、これは上昇トレンドへの転換ではなく、来週中までは21000円を目指す流れの中にある以上、もう一段階の急落があってもおかしくありません。
この数日で大きく下げたので、まだ上昇トレンドの余韻が残っていると、底をつけたという安心感から大きく買いたくなってしまいますが、転換点となる今週の半ばくらいまでは待って、十分引きつけてから買いの準備をしましょう。
21000円さえ割り込まなければ、10月後半から年末にかけて下げにくい流れに入ってきますので、去年の動きとは反対に、もしかすると強い上昇相場になるかもしれません。
そのため、来週までは第2波の急落に警戒しつつも、ここからは売りで攻めるのではなく、下げすぎたところは買い目線で見ていった方がいいでしょう。
今年後半に向けて、今月の下げたところは最後の押し目買いのチャンスとなりますので、売り目線から買い目線へと切り替えていきましょう。