曙ブレーキ工業(7238)は売りで注目。
ブレーキ専業メーカーでは非常に有名。自動車・二輪・鉄道車両・産業機械向けの各種ブレーキ(ディスクブレーキ、ドラムブレーキ、摩擦材)・ブレーキ部品・各種センサーの開発・製造・販売を行っている。
業績は全く順調ではなく下がっている。経営不振から金融機関を対象とした私的整理を実施。経営再建中にも関わらず、ブレーキのリコール(回収・無償修理)関連費用で78億円の特別損失を計上等、危機に陥っている。
株価も下げ一時100円を割った。
現状174円に位置しているが、株価が上昇した要因は経営陣の変更によるもの。ここからの動きは見ものである。
さて、同社株価を考えると、週単位では売りで見ていきたいとする。
9/12の高値圏での陰の包み線は天井サインとみる。
7月の高値を更新するにはもう一つ材料やパワーが必要そうで、出来高は細いためそのパワーには足りなさそう。
戻りは売りで注目としたい。