急落からの短期的な反発は期待できるものの・・・
8月28日のNWダウが、
前日比258ドル20セント高と大幅上昇したものの、
8月29日の日経平均株価は、23円34銭の上昇となりました。
28日の値動きの予想を「大幅高になる」、
と予想していましたが、小幅の値動きとなりました。
さて、8月30日(金)の日経平均株価はどう動くのでしょうか?
私は、【小幅高になる】と予想します。
日経平均株価は、8月に入ってからの大幅下落以降、
値動きの大きい状況が続いていましたが、
徐々に落ち着きを取り戻してきています。
現在の終値は、25日移動平均線と比較してさらに下に乖離しており
引き続き割安な水準といえますが、
徐々に25日移動平均線も近づいてきており、
上値抵抗性となってしまう場合には
上昇しづらい展開となる可能性もあります。
また、28日のNWダウが大幅上昇したにもかかわらず、
日経平均株価は前日比マイナスで終了しており、
日本株の弱さが目立ちます。
徐々に値動きが落ち着いてきたものの、
現在の相場は引き続き急落の危険性を孕んでおり
さらなる下落となる可能性も充分にあるでしょう。
また、大きな急落がおこると
いつでも2万円を割ってしまう可能性もあります。
2万円を割ってしまうと、
下落の勢いが更についてしまう恐れがあるでしょう。
そのため、引き続き過度にリスクをとることは
現状では特に危険であると言えます。
ポジションは控えめにしておくことに徹しておきましょう。
明日の日経平均株価の値動きの予想については、
以上の点を総合的に考慮して、「小幅高になる」と判断しました。