■要約
ブリッジインターナショナル<7039>は、法人営業の問題を解決する一つの手法としてインサイドセールスに注目してサービスを提供。インサイドセールスの受託やクライアント企業への導入コンサルティング、営業支援ツール導入等を手掛けている。インサイドセールスとは実際には顧客には訪問せずに、電話やメールまたはSNSなどの様々な営業チャネルを活用して、法人営業の一部のプロセスを担当して実行する営業活動またはその活動を行う営業担当者を意味する。
1. 2019年12月期第2四半期の売上高は最高を更新
2019年12月期第2四半期(1-6月)の業績は、売上高1,561百万円(前年同期比8.6%増)、営業利益209百万円(同24.0%増)、経常利益208百万円(同24.5%増)、四半期純利益139百万円(同24.7%増)だった。2019年12月期通期計画に対する営業利益の進捗率は57.5%となり、順調な進捗となる。また、インサイドセールス事業は、主要サービスであるアウトソーシングサービスに対する需要が高まっており、売上高においては設立以来最高の数値を達成した。
2. 2019年12月期予想は据え置き、第3四半期で成長投資を計画
2019年12月期の業績予想については、売上高3,292百万円(前期比13.0%増)、営業利益363百万円(同4.4%増)、経常利益342百万円(同3.4%増)、当期純利益228百万円(同4.5%増)とする期初計画を据え置いている。第2四半期累計期間において順調な進捗であるが、インサイドセールスは電話や e-メールなどを活用した法人営業の仕組みで、営業改革や働き方改革の動向を反映し、急速に市場が拡大していることから、第3四半期においてインサイドセールスアウトソーシングサービスにおける採用強化のために東京都新宿区の「西新宿」及び神奈川県横浜市の「みなとみらい」に新オフィス2拠点を設置する成長投資に伴う費用の増加を見込んでいる。
3. AIの活用によるデジタルインサイドセールスの本格展開
働き方改革・労働生産性向上への企業意識の高まりやAI(人工知能)・IoT等の技術浸透に伴うデジタルトランスフォーメーションの加速、インサイドセールス認知度上昇に伴う需要の増加といった外部要因の追い風もあり、営業の効率化意識の更なる高まりが期待される中で、インサイドセールスのリーディング・カンパニーとしてのポジションを更に強化し、キャパシティの拡大やデジタル化の推進により、成長を加速させていく計画である。
■Key Points
・通期計画に対する第2四半期営業利益の進捗率は57.5%
・労働生産性の向上や営業効率化ニーズの上昇が追い風に
・AIを活用した営業支援ツール「SAIN(サイン)」好調
(執筆:フィスコ客員アナリスト 村瀬智一)
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ブリッジインターナショナル<7039>は、法人営業の問題を解決する一つの手法としてインサイドセールスに注目してサービスを提供。インサイドセールスの受託やクライアント企業への導入コンサルティング、営業支援ツール導入等を手掛けている。インサイドセールスとは実際には顧客には訪問せずに、電話やメールまたはSNSなどの様々な営業チャネルを活用して、法人営業の一部のプロセスを担当して実行する営業活動またはその活動を行う営業担当者を意味する。
1. 2019年12月期第2四半期の売上高は最高を更新
2019年12月期第2四半期(1-6月)の業績は、売上高1,561百万円(前年同期比8.6%増)、営業利益209百万円(同24.0%増)、経常利益208百万円(同24.5%増)、四半期純利益139百万円(同24.7%増)だった。2019年12月期通期計画に対する営業利益の進捗率は57.5%となり、順調な進捗となる。また、インサイドセールス事業は、主要サービスであるアウトソーシングサービスに対する需要が高まっており、売上高においては設立以来最高の数値を達成した。
2. 2019年12月期予想は据え置き、第3四半期で成長投資を計画
2019年12月期の業績予想については、売上高3,292百万円(前期比13.0%増)、営業利益363百万円(同4.4%増)、経常利益342百万円(同3.4%増)、当期純利益228百万円(同4.5%増)とする期初計画を据え置いている。第2四半期累計期間において順調な進捗であるが、インサイドセールスは電話や e-メールなどを活用した法人営業の仕組みで、営業改革や働き方改革の動向を反映し、急速に市場が拡大していることから、第3四半期においてインサイドセールスアウトソーシングサービスにおける採用強化のために東京都新宿区の「西新宿」及び神奈川県横浜市の「みなとみらい」に新オフィス2拠点を設置する成長投資に伴う費用の増加を見込んでいる。
3. AIの活用によるデジタルインサイドセールスの本格展開
働き方改革・労働生産性向上への企業意識の高まりやAI(人工知能)・IoT等の技術浸透に伴うデジタルトランスフォーメーションの加速、インサイドセールス認知度上昇に伴う需要の増加といった外部要因の追い風もあり、営業の効率化意識の更なる高まりが期待される中で、インサイドセールスのリーディング・カンパニーとしてのポジションを更に強化し、キャパシティの拡大やデジタル化の推進により、成長を加速させていく計画である。
■Key Points
・通期計画に対する第2四半期営業利益の進捗率は57.5%
・労働生産性の向上や営業効率化ニーズの上昇が追い風に
・AIを活用した営業支援ツール「SAIN(サイン)」好調
(執筆:フィスコ客員アナリスト 村瀬智一)
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