レンジ相場入りしたが米国次第の様相に
前回「株価は中長期的な三角保ち合いの範囲内にある。短期的な横ばいトレンドに移行すれば、引き続き戻り売りもしくはリバウンド狙いの逆張り戦略の短期売買でよい」と解説しました。
株価はレンジ内での動きとなり、目標株価の範囲で取引を終えました。
米国の株式市場はリバウンド上昇を戻した週でした。
ドル円相場はドル売りが落ち着いた週でした。
気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。
株価チャートを分析する限りでは、株価は中長期的な三角保ち合いの範囲内に位置していて、横ばいトレンドで推移しました。
目標上値は2万1,000円、下値は2万0,000円、それぞれプラスマイナス200円とします。
変化日の通過で短期的な横ばいトレンドに移行したことを踏まえると、もうしばらく中長期的な三角保ち合いの範囲内で推移する可能性が高いでしょう。引き続き戻り売りもしくはリバウンド狙いの逆張り戦略の短期売買でよいでしょう。
中国が米国の対中制裁関税への報復措置を発表し、それにトランプ大統領がTwitterでコメントしたことで米中貿易戦争の悪化が懸念され、CME日経平均先物は2万0,210円に下落しています。現時点では、次なるトレンド形成に向けた動きになっていると考えられますので、逆張り戦略の短期売買に徹したほうがよいでしょう。