ドル円が１０６円を割り込む＝ＮＹ為替速報

　パウエルＦＲＢ議長の講演を受けドル売りの動きが優勢となる中、ドル円も次第に売りが優勢となっており、１０６円を割り込んでいる。

　ジャクソンホールでパウエルＦＲＢ議長は「経済は望ましい状況だが、著しいリスクが迫っている」と述べたうえで「景気拡大維持へ適切に行動する」とも語った。追加利下げを示唆した発言にも思われ、為替市場はドル売りで反応。

　ただ、講演内容が伝わった直後は、ドル売りと同時に米株が上げの反応を見せ、株高・円安の動きにドル円は相殺されていたが、次第にドル売りが優勢となっており、ドル円を下押ししている模様。

　目先は１０５．６５円付近が下値サポートとして意識される。

USD/JPY　105.79

minkabu PRESS編集部　野沢卓美