引き続き「待ちの様相」 - “神経質な揺れ動き”には注意…!?

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最新投稿日時:2019/08/22 10:55 - 「引き続き「待ちの様相」 - “神経質な揺れ動き”には注意…!?」(武市佳史)

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引き続き「待ちの様相」 - “神経質な揺れ動き”には注意…!?

著者:武市佳史
投稿:2019/08/22 10:55

◆“緩やかに”値を戻すが、“上値が重い”は相変わらず…

※ご注意:予想期間は8月23日と表示されていますが、本日(8月22日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


“緩やかに”値を戻す展開でした。

政局不安を強めるイタリアを含め、昨日の欧州株は“全般的に上昇”しました。
また米小売大手の好決算を背景に、NYダウも“240ドル超”の反発を見せています。
注目のFOMC議事要旨は“サプライズなし”でしたが、幾分“リスク選好”、少なくとも“リスク回避には再傾斜せず”といった状況といえます。
もっとも今週に入ってから上値を押さえ続けている“106.70円水準”には到達していませんので、“上値が重い”も相変わらずといえそうです。

◆やはり“積極的な売買”は手控えられている

やはり「ジャクソンホール(パウエル議長講演)待ち」の様相であり、“積極的な売買”は手控えられている印象があります。
本日は独・仏・欧で製造業/サービス業PMIが予定されており、ECB理事会議事要旨も公表されるなど、欧州(ユーロ)絡みの材料は豊富といえます。
しかし米国(ドル)絡みは主だったものが見当たらず、前記「待ちの様相」というマーケット環境もあります。

上値のポイント(メド)は前記“106.70円水準”であり、突破出来れば“もう一段の上値追い”も期待されますが、“直近高値(8/13:106.972円)/先週末安値(8/16:106.025円)”を突破するのは、引き続き難しそうです。
“株価動向”“債券(利回り)動向”を睨みつつ、本日も“神経質な揺れ動き”に備えたいところです。

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:107.183(8/1~8/12の50%戻し、日足・一目均衡表基準線、週足・一目均衡表転換線、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:107.089(8/6高値)
上値3:106.972(8/13高値、大台、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:106.769(8/15高値、20日移動平均線、ピボット1stレジスタンス)
上値1:106.693(8/19-20高値)
前営業日終値:106.615
下値1:106.412(8/21NYタイム安値後の押し目)
下値2:106.349(8/21NYタイム安値、ピボット1stサポート)
下値3:106.163(8/20安値、8/15~8/19の50%押し水準)
下値4:106.080(8/15~8/19の61.8%押し、ピボット2ndサポート)
下値5:106.000(大台、8/16安値、日足・一目均衡表転換線)

11:12 ドル円 抵抗・支持ライン追加
武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

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