ドル円105円台もトレンドに沿った動きで想定内
前回「株価は三角保ち合いの範囲内にあり、横ばい相場に移行した可能性がある。レンジ内での動きになる可能性があるので、戻り売りもしくはリバウンド狙いの逆張り戦略の短期売買でよい。右往左往すると、往復ビンタを食らいやすいのでムダな売買は避けたいところ」と解説しました。
株価は一時的に下落しましたが、目標株価の範囲で取引を終えました。
米国の株式市場は下げ止まった週でした。
ドル円相場はドル売りが進んだ週でした。
気になるのは、日経平均株価の今後の動きです。
株価チャートを分析する限りでは、株価は8月6日に2万0,110円まで下落し、足元の三角保ち合いを下に抜けてしまいました。ただ、中長期的な三角保ち合いの範囲内に位置していて、その範囲内で動いている可能性が高いので、もうしばらくは三角保ち合いのレンジ内での動きになる可能性が考えられます。戻り売りもしくはリバウンド狙いの逆張り戦略の短期売買でよいでしょう。
目標上値は2万1,350円、下値は2万0,350円、それぞれプラスマイナス250円とします。
さて、ドル円相場では米ドルが売られる展開が続き、現在1米ドル105円台です。前回同様、チャートを分析する限りでは、あくまでもドル売りトレンドに沿った動きの範囲内でしかありません。サイクル完成までには時間が必要でしょうから、株式市場への影響も想定しておきたいところです。